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ネパール日本留学生同窓会(JUAAN)
ネパールの留学生と日本との関係は、約120年前までさかのぼります。当時の首相デブ・シャムセール・ラナが、8人のネパール人学生を、高等教育を受けさせるために日本へ派遣することを決めました。彼らは、1902年に日本へ渡り、東京大学(旧:東京帝国大学)を含む様々な学校に在籍し学びました。
8人の留学生は日本から柿や栗、菊や藤の花を持ち帰り、ネパールで栽培しました。また、弾薬技術や水路建設技術を持ち帰りネパールの発展に貢献しました。 これらは現在もネパールで見ることができます。
ネパール人留学生は、1956年の日・ネパ-ル外交関係樹立以降も定期的に日本へ渡っており、現在、日本で学ぶネパール人留学生の数は2万を超えます。
JUAANは南アジアで設立された最初の日本留学生同窓会です。当初は、1963年に非公式の帰国留学生会が創設され、10年後の1973年に「日本留学・研修生クラブ」として正式に設立されました。
同クラブは、1996年に名称を「ネパール日本留学生協会(JUSAN)」へ変更し、2008年に現在の「ネパール日本留学生同窓会(JUAAN)」となりました。
2023年、JUAANは設立から50周年を迎えました。そして、日本とネパールの相互理解と友好親善の発展に長年にわたり多大な貢献をしてきたことが評価され、外務大臣表彰を受賞しました。
主な目標
- 日本の各大学・学校から帰国した卒業者に集いの場を提供する
- 知識・スキルを共有する
- ネパールの発展に貢献する
- 日本人とネパール人の交流を促進する
定期的な活動の一覧
- 勉強会
- 講演会、シンポジウム、新規国費留学生のためのオリエンテーション、上映会
- 年次総会
- ダサインお祭り集会、忘年会、新年会を通じた交流
- 日本及び日本語に取り組む他の団体との連携
- JUAANジャーナルの出版
- 南西アジア元日本留学同窓会実行委員会議
日本の大学で学んだ経験をお持ちの皆様、是非JUAANの活動に参加してください。JUAANの活動の詳細は、こちらをご参照ください。