ミャンマー元日本留学生協会（MAJA）

ミャンマー元日本留学生協会（MAJA）は、2001年12月10日、ミャンマー連邦の国民の日に49名の会員により設立されました。設立時の会員の多くは、1943年〜1945年の第二次世界大戦中、日本に留学していた、この会の後援者の方々です。

MAJAの設立以前、何年もの間、公式の組織は結成されていませんでしたが、海外技術者研修協会（AOTS）の制度のもと、日本や近隣諸国に研修生を送る など、元日本留学生たちは精力的に活動していました。2002年2月28日、ミャンマー連邦政府内務省により正式にMAJAが認可されました。

その後、会員数は増え、その活動内容も広がっています。
2009年11月には、ミャンマーのヤンゴンにおいて、初めてASEAN元日本留学生評議会（ASCOJA）の総会を主催しました。2023年11月現在、約6,000名がMAJAの会員になっています。

活動内容

1. 年2回、日本留学試験（EJU）を実施しています。
2. 年2回、国際交流基金とともに、日本語能力試験を実施しています。
3. 年3回、Top J実用日本語運用能力試験を実施しています。
4. 日本大使館や岡山大学とともに日本留学アドバイザリーを開催しています。
5. 年1回、後援者のために、仏教の伝統に倣った表敬行事を開催しています。
6. 年1回、日本大使館とともに、日本語スピーチコンテストおよび日本文学翻訳コンテスト（日本語からミャンマー語）を実施しています。また、加計学園とともに加計学園杯日本語弁論国際大会を実施しています。
7. 月1回、定例理事会を開き、また必要に応じて臨時理事会を開いています。
8. 月1回、総会を開いています。
9. 「朝日新聞奨学金」、「HONDA Y-E-S奨励賞」、「アジア架け橋プロジェクトプラス」などの選考や「アセアン加盟国中学生招へい交流事業」、「TOSHIBA YOUTH CLUB ASIA」などの青少年交流プログラムを実施支援しています。
10. ASJA、ASCOJAの総会やセミナー等に出席しています。
11. 毎年、日本大使館とともに、大使館推薦による国費外国人留学生（学部・高等専門学校・専修学校・研究）の選考を実施しています。