インド文部省留学生協会(MOSAI)
インド文部省留学生協会(MOSAI)

文部科学省奨学金を受けて高等教育や研究活動のために日本に滞在したことのあるインド人奨学生は、当初同窓会を組織しました。次第に同窓会の会員資格は「日本に滞在して高等教育や研究活動を経験したことのある全てのインド人」に拡大され、1986年にはデリー団体登録法(Societies Registration Act of Delhi)の下、任意の非営利団体としてインド文部省留学生協会(MOSAI)が登録されました。MOSAIは日印間の協力関係を推進することを目的と しています。会員資格は、「継続的な学習または研究のために1年以上日本に滞在したことのある者」となっています。会員は、社会科学、 科学技術、言語学、および文学などの専門家や公的機関の職員として、大学、研究機関、産業界、政府において重要なポストに就いています。
MOSAIの年間活動
高等教育カウンセリング部門を通して、インド人学生のために日本の大学・大学院教育に関するガイダンスを行っています。また、JASSO(日本学生支援機構)の協力を得て、日本留学試験(EJU)やニューデリー、プネにおける日本留学フェアを実施しています。
MOSAI日本語学院では、学生に日本語教育を行い、また日本語学習者の意欲を高めるために全インド日本語弁論大会を開催しています。 この大会には、西インド大会(プネ)、東インド大会(コルカタ)、南インド大会(チェンナイ)、北インド大会(ニューデリー)の各優勝者が参加します。また、国際交流基金の日本語能力試験(JLPT)をMOSAIがインドに初めて導入しました。現在も、ニューデリーにおけるJLPTはMOSAIが実施しています。

日本国政府、大使館、領事館、国際交流基金、日本学生支援機構(JASSO)、インド各地の日本人会などの協力、支援、そして励ましを得て、MOSAIは インドと日本の教育・学術交流を推進する指導的な非営利団体となっています。また、MOSAIは南西アジア元留学生同窓会にも所属しています。MOSAIの会長は日本の天皇陛下から褒章を授与されました。また、日本の外務大臣からもMOSAIは表彰していただきました。 MOSAIの詳しい活動内容については,以下のURLを参照ください。